画像生成AI 2026.04.29

旅先の風景写真をAIで再現するプロンプト集|リアルな景色素材を数分で生成

タグ:生成AI / 画像生成 / 旅行 / プロンプト / 素材作成

5分でSNS映えする旅風景が完成します

このハウツーでは、生成AIを使って「旅行先で撮影した写真みたいにリアルな景色」を自分で作る方法を学べます。朝焼けの富士山、夕焼けのビーチ、雨の京都——撮影できない時間帯や天気の景色も、プロンプト(=AIへの質問・指示文)の工夫で数分で完成。旅のブログやSNS投稿用の素材が無限に作れます。

必要な準備:無料から始められます

使うツール

  • ChatGPTの画像生成機能(有料版または無料版Bing Image Creator)
  • またはMidjourney、Canva Pro(全て無料試用あり)

用意するもの

  • PCまたはスマートフォン
  • インターネット接続

実際のコスト 無料版でも試用できます。ChatGPTは月額20ドル(約2,800円)の有料版で制限なく使えますが、1日数枚の試作ならBing Image Creatorの無料版で十分です。


「リアル風景」を作るプロンプトの5つのルール

生成AIが作る風景が、なぜか「作られた感」が出てしまう。そんな経験はありませんか。ここから紹介するプロンプトのコツを使えば、本物の旅写真に近い仕上がりになります。

ルール1: 「撮影方法」を明確に指定する

AIは「カメラマンがどうやって撮ったのか」が分かると、よりリアルな構図を作ります。以下のようなフレーズを入れます。

Wide-angle lens, golden hour lighting, shot from ground level looking up at the mountain silhouette. Travel photography style.

(日本語での例)

広角レンズ、朝焼けの光、地面の低い位置から富士山をあおり気味で撮影した写真。旅行雑誌の表紙風。

ルール2: 時間帯と天気を具体的に

「朝」ではなく「明け方5時」「日の出30分前」など、より詳しく書くと光の質が変わります。

Early morning, 5:30 AM, soft mist on the water, cool blue and orange tones, misty atmosphere

(日本語での例)

早朝5時半、水面に薄い霧がかかっている状態、青とオレンジの光、モヤがかかった空気感

ルール3: 「カメラのメーカー・設定」で質感を指定

これは上級テクですが、カメラモデルを指定すると、その機種特有の色合いと質感になります。

Shot on Canon 5D Mark IV, Fujifilm X-T4 aesthetic, vibrant natural colors, sharp details, shallow depth of field

(日本語での例)

キャノン5Dで撮影したような自然な色合い、ピント感の強い鮮明さ、ぼけのある質感

ルール4: 「テーマ」と「禁止ワード」を合わせる

作りたい雰囲気を指定し、同時に避けたい要素を明確にします。

Japanese rural village at sunset, peaceful, no people, no modern buildings, authentic atmosphere, cinematic mood

(日本語での例)

日本の田舎の村、夕焼けの時間帯、人はいない、現代的な建物は映っていない、本物らしい雰囲気、映画のような表現

ルール5: 「画質」と「スタイル」の指定

最後に全体的な仕上がりを整えます。

4K resolution, hyper-realistic, professional travel photography, warm tones, soft natural lighting, no watermark

(日本語での例)

4K解像度、ハイパーリアル(=超現実的に見える品質)、プロの旅行写真みたいな仕上がり、暖かみのある色、自然な光、ロゴなし

実践:すぐに試せる4つのプロンプト見本

パターン1:朝焼けの富士山

A breathtaking view of Mount Fuji at sunrise, golden light reflecting on the snow-covered peak, shot from the Hakone viewpoint, wide-angle lens, cold morning air with slight mist, professional travel photography, no people visible, 4K, hyper-realistic, warm golden-blue color grading

日本語版

富士山が朝焼けに染まる瞬間、白い雪に金色の光が反射している。箱根の展望台からの視点、広角レンズ。朝の冷たく澄んだ空気、薄い霧がかかった雰囲気。プロの旅行写真レベルの仕上がり。人影なし。4K画質、ハイパーリアルな表現、金と青の色合い。

パターン2:夕焼けのビーチ

Tropical beach at golden hour, waves rolling in, warm orange and pink sky, long shadows, shot from low angle on the sand, Fujifilm aesthetic, cinematic mood, no people, no buildings, natural tropical paradise, vibrant yet calm atmosphere, professional photography

日本語版

トロピカルビーチの夕方、波が打ち寄せている光景。空がオレンジとピンクに染まっている。砂浜の低い位置から撮影した角度。フジフィルムカメラのような色合い。映画のような表現。人も建物も映っていない。自然なままの楽園、鮮やかだけど落ち着いた空気感。プロの仕上がり。

パターン3:雨の京都・古い町並み

Rainy evening in Kyoto, traditional wooden buildings with wet stone path, lanterns reflecting on wet ground, soft ambient light from shop windows, cool blue tones with warm accents, misty atmosphere, shot from street level, authentic Japanese ambiance, no modern elements, cinematic, professional architectural photography

日本語版

京都の雨の夕方、古い木造建築が並ぶ石畳の通り。提灯の灯りが濡れた路面に映り込んでいる。店の窓の光がやさしく周辺を照らしている。青白い雰囲気に暖色のアクセント。もやのかかった感じ。街レベルからの視点。本物の日本的な雰囲気。モダンな建物なし。映画のような表現。建築系プロ写真。

パターン4:雪山と樹氷

Snowy mountain landscape at dawn, ice-covered trees (frost-covered pine forest), crisp cold air, pale blue morning sky with hint of pink, wide vista, shot from mountain trail, Canon DSLR quality, extreme clarity and detail, peaceful solitude, no human presence, nature-focused, ultra-realistic, professional landscape photography

日本語版

雪山の夜明け、氷がついた樹木が並ぶ風景。樹氷に覆われた松林。澄んだ冷たい空気感。薄紫とピンクが混じった朝の空。広く開けた景色。登山道から見た視点。キャノンのカメラで撮影したような高い解像感と鮮明さ。静寂に包まれた一人きりの時間。人間の気配ゼロ。自然が主役。超リアルな仕上がり。プロの風景写真。

よくある失敗と対策

失敗1:「なぜか作られた感が残る」

原因:色合いが不自然、光が平坦

対策

  • 「warm tones」「golden hour」など光の色を明確に指定する
  • 「professional photography」「magazine quality」と品質レベルを指定
  • カメラモデル(Canon、Fujifilm、Sony)を付け足す

失敗2:「人間が変な姿勢で映っている」

原因:人物を含めるようなプロンプトになっている

対策

  • 「no people」「no human presence」を必ず入れる
  • 「empty landscape」「solitary view」と明確に指定

失敗3:「季節が混ざってる感じがする」

原因:時間帯と季節が曖昧

対策

  • 「autumn leaves, cold crisp air」など季節の特徴を具体的に
  • 「no snow」「no rain」など避けたい天気を指定

失敗4:「テクスチャーが不自然、プラスチックっぽい」

原因:細かい質感を指定していない

対策

  • 「weathered wood texture」「natural stone」など素材感を加える
  • 「organic details」「natural imperfections」と本物らしさを強調

さらに応用するコツ5つ

1. 同じ景色の「時間帯違い」を一度に作る

同じプロンプトで時間帯だけを変えて複数生成。朝・昼・夜の同じ場所が揃います。

朝版:「Early morning, 6 AM, cool blue light」
昼版:「Midday, 12 PM, bright white sunlight」
夜版:「Evening, 7 PM, warm golden hour light」

2. 実際の旅写真を「参考画像」として使う

ChatGPTの有料版なら、自分が撮った旅写真をアップロードして「このような雰囲気の別の景色を作って」と指示できます。色合いやスタイルが統一されます。

3. 「季節の限定景色」を作り置き

雪が降らない季節に雪景色、咲いていない季節に桜など、季節限定の写真を先に作っておくと、ブログやSNS企画で「季節感を演出」できます。

4. 「解像度を段階的に上げる」

最初は小さいサイズで試作。気に入ったら「4K resolution」「upscale to high resolution」で大きく出力し直します。無駄な生成を減らせます。

5. 「同じシーンの異なるアングル」を指定

「Wide-angle from ground level」
「Medium shot from eye level」  
「Telephoto from distance」

同じ景色でも視点を変えれば、複数のバリエーションが作れます。


最後に:リアルさを求めるなら「細かさ」が決め手

生成AIが作る風景が本物に近くなるかどうかは、プロンプトの「細かさ」で決まります。このハウツーで紹介したルール——撮影方法、時間帯、カメラ設定、色合い、避けたい要素——を組み合わせるほど、プロが撮影した旅写真に見えるようになります。

最初は上記の見本プロンプトをそのままコピペして試してみる。仕上がりを見て、「もっと暗くしたい」「もっと鮮やかに」と調整していくうちに、自分だけの「景色レシピ」ができていきます。その日の気分で、旅先の風景を自由に作る——そんな楽しさは、生成AIだからこそ実現できる遊び方です。


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参考ソース