Claude CodeでMCPサーバーを連携する方法|外部データAPI連携の手順
これでできるようになること
Claude Codeを使う際に、自分のプロジェクトにMCPサーバー(システムのプロセスを拡張する仕組み)を組み込めるようになります。具体的には、AllRatesTodayという為替レート情報を取得するMCPサーバーをClaudeに連携させ、リアルタイム為替データを活用したアプリケーションを作成できるようになります。
前提条件
以下の環境が整っていることを確認してください。
- Claude Codeへのアクセス権(Claudeの最新版を使用可能な状態)
- Cursorまたはローカル開発環境(テキストエディタ)
- Node.js 16以上がインストール済み(MCPサーバー実行に必要)
- 基本的なコマンドラインツールの使用経験
MCPについて初めての方は、「Model Context Protocol」の略で、AIと外部のツール・データベース・APIを安全につなぐための標準的な約束事と思ってください。
手順
ステップ1:AllRatesTodayサーバーをセットアップする
まず、AllRatesToday MCPサーバーをローカル環境にセットアップします。以下のコマンドを実行してください。
npm install -g allrates-today-mcp
期待される出力:
added XX packages
インストール完了後、サーバーが正常に起動するか確認します。
allrates-today-mcp --version
バージョン番号が表示されればセットアップ成功です。
ステップ2:Claude CodeでMCPサーバーを接続する
Claude Codeのエディタ画面を開き、左サイドバーの設定パネルを見つけてください(macOSではCommand + ,、Windowsではctrl + ,)。
設定内で「MCPサーバー接続」または「拡張ツール」という項目を探します。
表示されたダイアログに以下の情報を入力します:
- サーバー名:
AllRatestoday - サーバータイプ:
HTTPまたは設定に応じてLocal Process - エンドポイント:
http://localhost:3000(ローカル実行の場合)
接続ボタンを押すと、接続状況がログに表示されます。
[INFO] MCP server connected: AllRatesToday
[INFO] Available functions: getExchangeRate, listCurrencies
このメッセージが表示されれば接続完了です。
ステップ3:MCPサーバーをClaudeのプロンプト内で使う
Claude Codeのコード生成画面で、以下のような指示を与えます。
AllRatesToday MCPサーバーを使って、
JPY(日本円)からUSD(米ドル)への現在の為替レートを取得し、
100円がいくらのドルに相当するか計算するPythonスクリプトを書いてください。
Claudeが認識すると、プロンプト内に自動的に以下の情報が含まれます:
[MCP Server: AllRatesToday が利用可能です]
Available tools:
- getExchangeRate(from_currency, to_currency)
- listCurrencies()
Claudeはこれらのツール情報を参考に、実際に動作するコードを生成します。生成されたコードはこのような形になるはずです:
import requests
def get_exchange_rate(from_curr, to_curr):
# MCPサーバーが提供する関数を呼び出す
response = requests.get(
f"http://localhost:3000/exchange",
params={"from": from_curr, "to": to_curr}
)
return response.json()
rate_data = get_exchange_rate("JPY", "USD")
jpy_amount = 100
usd_amount = jpy_amount * rate_data["rate"]
print(f"{jpy_amount}円 = {usd_amount}ドル")
ステップ4:Cursorを使う場合の追加設定
CursorエディタでMCPサーバーを活用する場合は、プロジェクトのルートに.cursor/mcp-config.jsonというファイルを作成します。
{
"mcp_servers": [
{
"name": "AllRatesToday",
"type": "http",
"endpoint": "http://localhost:3000"
}
]
}
このファイルを保存した後、Cursor内のClaudeチャットに再度「利用可能なMCPサーバー」を確認させるメッセージを送ると、自動で検出されます。
うまくいかないときの確認ポイント
MCPサーバーが接続できない場合
以下の順に確認してください:
-
サーバープロセスの確認
ps aux | grep allratesプロセスが起動していない場合は、手動で起動します。
allrates-today-mcp start -
ポート番号の確認 デフォルトではポート3000を使用します。すでに別のアプリケーションが使用している場合は、異なるポート番号を指定できます。
allrates-today-mcp start --port 3001その後、設定ファイルのエンドポイントを
http://localhost:3001に更新します。 -
ファイアウォール設定 macOSの場合、セキュリティ設定でローカルホストへのアクセスをブロックしている可能性があります。システム環境設定 > セキュリティとプライバシー を確認してください。
Claudeがツール情報を認識しない場合
- Claude Codeを一度閉じて再度開く
- ブラウザのキャッシュをクリア(Ctrl+Shift+Delete)
- MCPサーバーが正常に起動しているか、ログ画面で確認
allrates-today-mcp logs
データ取得に失敗する場合
為替データの提供元サービスがダウンしている可能性があります。その場合、サーバーのステータスを確認します:
curl http://localhost:3000/health
期待される出力:
{"status": "ok", "uptime": 3600}
status が ok でない場合は、MCPサーバーを再起動してください。
次に読むと良い記事
MCPサーバーの基礎を理解した後は、以下の応用的なトピックに進むことをお勧めします:
-
複数のMCPサーバーを同時に運用する方法:プロジェクトが大きくなると、為替データ以外にも天気情報やニュースフィードなど複数のデータソースが必要になります。その際の設定方法と トラブルシューティングを別記事で解説予定です。
-
MCPサーバーのセキュリティ設定:APIキーやトークンを安全に管理する方法。特にClaudeに機密情報を直接送らないようにする工夫が重要です。
-
カスタムMCPサーバーの作成:AllRatesTodayのような既成品ではなく、自分たちが持つビジネスデータを Claudeと連携させるための開発手順。Python または Node.js での実装例を紹介します。
このステップを経ると、Claude Code を単なるコード生成ツールではなく、データドリブンなアプリケーション開発プラットフォームとして活用できるようになります。
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